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たまには

ワカサギが食べたい…。

夏の終わりのこの時期。

イカには中途半端な今の時期の旬と言えばやはりワカサギだろう。

ワカサギと言うとよく映像で氷上の穴釣りがクローズアップされるので真冬の魚と思われがちだが、こと箱根芦ノ湖ではワカサギはこの時期が一番。

餌を付けずにカラバリと呼ばれる色バリだけで簡単に大漁が味わえ、
サイズもかき揚げサイズの新子から年越しの塩焼きサイズまで色々釣れるのだ。

岸寄りの浅場には大抵新子。沖の深場は食べ応えのある大型と、
慣れてくればある程度釣り分けも出来る。
なにより芦ノ湖のワカサギはわずかにほろ苦く味が良い。

毎年、皇室に献上される箱根の名物である事からもその美味しさが解ろうと言うもの。

毎年この時期になるとサックリと揚げた芦ノ湖のワカサギの味が恋しくなる。

予定が合わなかったり、なんやかんやでかれこれ三年ほど遠ざかっていた。でも今年は爆釣しているとの話しを聞いていても立ってもいられず、いつもの相棒O君とともに久しぶりの芦ノ湖へ。

ボートはいつもの湖尻のおおばボートさんへ。

釣行日は8月31日。
予約時に聞いた話しでは今日までは夏時間で朝5時から出船できるとか。

O君「この前来た知り合いが朝9時までが勝負だって。夏時間で良かったっすねー。」

江木「確かに朝イチは食いがたつからね。」

道中それだけで盛り上がる二人。

予定通り4時半に現場に着き舟に乗り込み支度開始。

O君「もうだいぶ日の出が遅くなりましたねぇ。」

江木「アレ?いけねぇガイドにラインが通ってないや。」

5時前と言えば夜明け前のまだ薄暗い時間。

釣竿に糸を通して仕掛けを作る。
ふだん明るい時間帯ならわけもないこの動作。
が、薄暗いなか老眼の進んだ2人には全くうまく行かない。

何度も失敗してはやり直し。
時計をみればすでに5時10分。
それでもまだ悪戦苦闘する二人。 

江木「やっと一組できたけどもう5時回ったぞ。やべぇ、せっかく早出できる夏時間が、これじゃ全く意味なしだ。」

O君「えっ江木さんもう出来たんですか?オレまだ一組もできてないんですけど。」

結局すっかり明るくなってから出船した二人。

しかもこの日はまるでトトロの猫バスが走り抜けたかのような強風が頻繁に吹き抜ける荒天。 

荒天1

せっかく苦労して二本の竿を用意したにも関わらず、強風下で操船しながらでは一本の竿での釣りが精一杯。

ワカサギは通り過ぎる群れからいかに沢山抜くかが勝負。
当然ながら一本竿より倍の二本竿で仕掛けを投入すればチャンスは二倍。

せっかく見えない目を擦りながら二本用意したのに一本しか使えないなんて。 

それでもなんとか拾い釣りして数を重ねる。 

O君「おかしいなぁ。おんなじタイミングで仕掛け落としてるのになんで江木さんばっかり釣れるんだろ?」

確かにO君、私の半分以下の釣れっぷり。 

江木「仕掛けの違いじゃね?キラキラ付いてる仕掛けが食いがいいとか?」

O君「よし、仕掛け変えるべ。」

強風の中で糸を結んだり仕掛けの針をほぐすのは骨の折れる作業。

いつもの倍以上の時間がかかる。 

仕掛けを変え、釣れないとまた仕掛けを変え…。
せっかく群れが来ても仕掛けの交換中。
何回群れの通過を逃しているのだろう。
おそらく釣果の差はすでに倍以上。 

江木「なんか仕掛けの結び変えばっかりで明らかに釣りしてる時間短くね?」 

O君「でも江木さん明らかにつれ方が違うんだもん。絶対に仕掛けの違いでしょ。」 

江木「オレも仕掛けの違う竿を交互につかったけどあんまり違いが出なかったけどなぁ。しかも魚探の位置はそっちだから魚の群れはそっち寄りを通過してるはずだし。」

O君「んん…」 

江木「あ、それラインの色。その黄色い色がダメなんじゃね?」 

O君「そうかなぁ。まあでも試しにリール変えてみるか。」

透明な糸に変えたO君、とたんにアタリが出始める。

江木「やっぱり糸の色なんじゃね?釣れるようになったから。」 

O君「そうかも知れませんねぇ。今までの仕掛け交換でロスした時間はなんだったんだ…。」 

2人で釣りをしている時、2人とも釣れなければ魚が居ないと言う事になる。
しかし片方ばかりが釣れているときは疑心暗鬼にかられ、
色々と試しだし結果さらに自滅の道を突き進んでしまう。

釣人の心理とはそう言うものなのである。  

それにしてもあっちから来たと思えば次の瞬間には真逆の方角から

びゅおぉぉぉぉぉおぉぉぉぉ。 

相変わらず猫バスが往復で通り過ぎる湖面。 

せっかくワカサギの群れを見つけても舟をまともに止められず、
ポツポツとは釣れるものの思い通りの釣ができない。 

他の釣り舟が一艘また一艘と諦めて帰っていく。

江木「O君どうする?時間いっぱいの5時まで頑張る?」

O君「あたりまえじゃないっすか!このまま引き下がれないっすよ。」 

同船者に妙に対抗意識を燃やしてどんどん深みにはまっていく。

これもまた釣人の悪いクセなのである。 

そして数時間。
強風はますます激しくなる。 。

江木「アレ?あの舟も帰るね。もうオレ達以外あと二艘しか居なくなっちまったな。」

O君「こうなったらどっちが最後まで残るか根競べですね。」 

もはや互いの釣果を競うどころか他の船との我慢べになっているO君。

今日は夜8時からまたしても自治会の集まりがあるから片付けを考えると4時半がタイムリミット。

互いに上がりの一匹を釣ったところで撤収。
残りの舟もほぼ同時に帰港。
チキンレースは互角の勝負。

おおばスタッフ「どうでした?」

江木「いや厳しかったねぇ。他はどう?」

おおばスタッフ「ローボートの方で1人で1.4kg釣った人が居ましたよ。」

O君「Mさんでしょ?知り合いなんですよ。やっぱり釣ってたかぁ。」 

ちなみに計量してみると、私890g。O君500g。

890g.jpg

湖上で何度かMさんに途中経過を聞いていたO君、またしても悔しそう。

500gと言えば一度には食べきれない量である。
しかも別に大会に参加しているわけでもないのだから十分な釣果なのだ。
それでも他人よりも1gでも多く釣らないと気がすまない。

釣人とはなんとも難儀な生き物なのである。 

から揚げ

でもとれとれのワカサギの美味しいから揚げを、
好きなだけ食べられるのは釣人だけの特権なのである。 

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2013-09-03 : 釣行記 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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非公開コメント

No title
ワカサギ美味しいですよね!
なんの釣りでもそうですが、隣が釣れて自分が釣れないと迷宮に迷い込んでしまいますよね。
でも、そんな経験を幾度となくしてきても、また、同じ事を繰り返すのが釣り人。。なんですかね(笑)
2013-09-04 08:30 : eg URL : 編集
egさんこんばんは。
釣人ならだれしもがさ迷う迷宮。思わず「あるある。」とうなずいた方は多いでしょうね。かく言う私も何度と無く迷宮やらアリ地獄やらを経験しています。(笑
でも、やめられない。釣りはそのものが迷宮だと思う今日この頃です。
2013-09-04 22:08 : 江木乗男 URL : 編集
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Author:えぎのりお
先日風邪をひきました。
鼻をかんだら真っ黒な墨が出ました。
・・・うそです。
と言うくらいアオリが好きさ。
ああ、エギングが大好きさ。
でも気が付けばもう50なのさ w

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