FC2ブログ

奇遇。

4/21 友人に誘われて久々の乗り合いボートエギング。

この日はほとんどの人がやっと1パイと言うシブい状況。

私もあわや…と恐怖しながらもアオリーQゼット+DDシンカーを信じてなんとか1パイ。


600♂


「ボ」は逃れたものの消化不良。 


実はこの日、たまたま知り合いのN名人が乗り合わせた。

N名人はこの厳しい状況にもかかわらず3バイのブッチギリ釣果。

評判どおりさすがに上手い。



このN名人、なぜか最近やたらとご縁があるのだ。

まずは3月のフィッシングショーで久しぶりに会ってご挨拶。

その後4月7日種子島遠征のおり、早朝の羽田空港で、

JALカウンターで手続きの順番待ちをしていたら

「おはようございます!。」と後ろから元気な声が。

振り向くとそこにはN名人。 

なんでもこれから沖縄にエギングとか。

「いやぁ奇遇だね。そちらも頑張ってね~。」


なんて言ってたと思ったら今回のボートエギングで乗り合わせ。  

「いやいやまたまた奇遇だねぇ。」 


そして昨日4/28。

種子島&ボートエギングでの消化不良を解消すべく、

一人単独で水温高止まりの南伊豆~沼津の間を釣り歩き。 

さすがにGW初日。港周りはさすがにそれなりに人が。

しかたない。たまには思い切ってハードな地磯へいくか。  

車を止めてから約30分。

山越えして着いた場所はさすがに貸切。


地磯


いい潮目が入ってきて雰囲気は上々。 


と、そこへ沖から釣り船が一艘。

目を凝らしてみると、ロッドの降り方からエギングだと分かる。

こちらは大汗かいて山歩き30分。

方やボートですいーーっ。

「いいなぁ、あれならいい場所よりどりみどりだな。」


そんな事を思いながら遠目に見ていると、


「ん?アレ?どこかで見たような…。」 


顔までは確認できないものの服装や体格がどうも先述のN名人に似ている。

「まさかなぁ。いくらなんでも…。」 

メジャーな防波堤ならいざ知らず、

南伊豆の獣道みたいな所を30分も歩いた地磯で、

しかも一方はボートで沖からまたまた遭遇なんて普通アリエナイだろ。


半信半疑ながら釣りを終え、

翌日にN名人のフェイスブックを見てみると





そこにはまさにその服装でイカやら魚やらを持ったN名人の写真が。

確かに船の上でこんなポーズでニコパチ写真撮ってたよあの時。

ってことはやっぱりN名人!。


さっそく本人に電話してみるとやっぱり間違いない。

「えっ、あの岩の上でシャクッてた人、江木さんだったんですか!」 

向こうもビックリである。

まさに

事実は小説よりも奇なり。

二度あることは三度ある。



いやぁ、こんな事ってあるんだね。

ちなみにこの日は当の地磯は不発で、

夕マヅメに沼津の湾奥で1キロちょいをなんとか1パイで帳尻あわせ。

1120g♂

できる事なら3キロオーバーに何度も遭遇なんて奇遇のほうがいいんだけどなぁ。 



4/21 ヒットエギ
アオリーQゼット3.5号#12 レッドパープルピンク+ヤマリヤDDシンカー10g

4/28 ヒットエギ
アオリーQゼット3.5号#19 サイドレッドクルマエビオレンジ
スポンサーサイト
2012-04-29 : 釣行記 : コメント : 4 : トラックバック : 0
Pagetop

種子島遠征-4

4月9日 いよいよ最後の夜。

出撃前に昨日の結果報告と他の様子を聞きにラッキーさんへ。


江木「いやぁ、昨日は結局1500のアオリとモンゴウで終了でした。」 

ラッキー「そうですかぁ、それは残念でしたね…。」

江木「ちなみに他の方はどうですか?デカイの出てました?」

ラッキー「昨晩は神戸から来られたお客さんが3.75kg。しかも朝マヅメ再度入りなおしたら2.8kgの♀も出て、
その後ろからとんでもないバケモノサイズが着いてきたけど残念ながらそれは取れなかったらしいです。」





江木「え゛ぇぇぇぇっ!マジですかぁぁぁぁ!」


聞けば今回最有力候補として事前にマークしていた港。

しまったー。

沖堤防に乗る日とショアを攻める日を逆にしておけばよかった。 


わかってるよ。

ちょっとしたタイミングのズレで天国と地獄。

これも島の釣り。


ラッキー「でも例のバケモノサイズはまだ上がってないですからね。今晩可能性はまだありますよ。」

そうだ、3.75kgを楽に越えるというスーパーモンスターは、

まだ海の中なのだ。 


江木「今晩でラストだね。とうする?途中ホテルで3時間くらい仮眠取る?」

O君「いや、もうラストチャンスだからノンストップで朝までヤリきりましょうよ。」 


断る理由はなにも無い。

最善の方法はとにかくキャストし続けるのみなのだ。

十分な飲み物と食料を買い込み、迷わずくだんの港に直行。 

ベストポジションに入る。


まだ明るい4時過ぎからキャストを始めて様子を見る。


ショアから


風もほとんど無く、沖からはいい潮目が入って効いている。

周りには小魚も見えて、理想的な雰囲気。 

やがて夕方5時を回るころからさらに潮が早くなり、
4号ディープでも底が取り難いくらいの流れに。


潮の速さや方向など、

ラッキーさんで聞いた昨晩の潮の状況と全く同様の状況になってきた。 


いいね、いいよ!

いよいよ出るのか?


ついに出ちゃうのかぁぁぁぁぁ? 


4号ディープを適度に潮に乗せて流し込み、

ボトムに着いたところでラインのたるみをとるために大きく1シャクリ。

不必要に上げればエギが流されてしまうから、

あまり上げ過ぎずに3回ほどダートさせて軽くラインをはり気味に。

流れとエギを同調させながらステイさせると


ヌンッ


エギに違和感。 


ビシィィィィ!


烏賊キタァァァァっ! 


が、どうにもヌルイ引き。

案の定まあまあサイズのモンゴウ。


まったくドキっとさせやがるぜ。 


O君とともにスーパーモンスターとの遭遇を思い描きながら、

ひたすらキャストを繰り返す。

1時間、2時間…

やがて潮が緩み始め、潮の向きが変わり始める。

いや~な予感。

辺りが暗くなってベストタイム。

だが期待に反して潮は緩くなり、しかも流れが逆になって

ゆるゆると手前にくる迎え潮になってしまった。 

こうなるとエギのタイプをいろいろと変えてみるものの、

どれもピッとこない。


島の潮は突然大きく変わることは普通。

心折れて諦めたら負けだ。

時々打っては休憩してを繰り返しながら、

いい潮に変わるその時をひたすら我慢強く待つのみ。 


何時間過ぎたのか。

時計を見るとすでに朝の4時を回ろうとしていている。

ベストとは言えないもののまた多少沖向きに潮が流れ始めた。

再びチャンス到来か?

集中して投げ続けると、


ヌンッ!


何時間ぶりかでエギに違和感。


ビシィィィィ!


やっと烏賊キタァァァァっ! 


が、どうにもヌルイ引き。

ふたたびまあまあサイズのモンゴウ。

程なくしてO君にも同サイズのモンゴウが。

モンゴウと言ってもがっかりしている場合ではない。

これはまたイカが回り始めた証拠。 

これから明るくなるまでの朝マヅメがラストチャンスだぜ。


睡眠不足の体にムチを打ち、O君とともにまたひたすらキャストし続ける。

1時間、2時間…

やがて辺りが明るくなったところで突然目の前の水面が割れた。



ガバガバッ!バシャーン!



あっけに取られる我々の目の前で、

沖堤防で見たのと同じ10kg近いと思われるブリが小魚を追ってボイル。 

マジかよぉ。 


ボイルは一瞬だったが、

次のキャストのためにエギを回収しようと高速で巻いていたら



ガツンッ!ジィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ





突然竿先を引っ手繰ってそのまま勝手にブッとんで行く。 

異次元のスピード。

ブリ食っちゃったよぉ。 

このままじゃライン全部持って行かれちまう! 

スプールを手で押さえようとした瞬間

フッ。

「よかったぁ外れたあ。」 


あたりは明るくなり、潮もゆるみ、ド級の青物が回る。

わかってるよ。

可能性は限りなく"ゼロ"に近いのは分かってるよ。

でもついつい未練で朝7時まで投げ続けちまったよ。


4月10日朝。

宿に帰って帰り支度して。

高速船の乗船時間まで2時間くらい余裕があったから、

西之表の港で最後の最後まで頑張ったけど、



完敗! 


今から5年前、

1回目の挑戦ではO君がモンスターをバラし、

私は回遊してきた3K超えのスクールにサイトで挑むも無視されて終了。


2回目の挑戦では私が掛けた1.5Kの♀に後ろから

ついてきた3K超えの♂がダブルで抱くもフッキングせず。


3回目となる今回は、入れ違いで入った港で他のアングラーに3K超え。


三度目の正直ならず。

でも毎回3kg超えとニアミス。

そう。

それが島の釣り。

伊豆の海じゃあこんな確立でニアミスなんてできやしない。


ありがとう&さようなら種子島。

さよなら種子島

いい夢見させてもらったよ、今回も。

お世話になりました、フィッシング ラッキーさん。


また来年も挑戦するぜ。 














2012-04-22 : 釣行記 : コメント : 4 : トラックバック : 0
Pagetop

種子島遠征-3

4/8日

四日間の内、何日風に祟られるか…。

そんな心配がウソのように、

奇跡的にこの日はほとんど凪。 

ならばと沖堤防で勝負をかける。

西之表の沖堤防は数々のデカイカが出ている名ポイント。

いやでも期待が高まるってもんだ。


AM9:00ころにホテルにもどり、日中はホテルで休養&睡眠。

PM4:30に渡船してもらい、

翌朝AM7:00までのお泊りコース 


沖堤防は目と鼻の先、すぐそこに見える距離だが、

そこの海は岸から狙うそれとは全くの別物。

色々な人の釣行記やDVDで見たとおり、

ひとたび潮が飛び始めれば手のつけられない激流となる。 

この日も海の音が変わったと思ったとたんにとんでもない激流になった。


江木「噂には聞いてたけどホント川だねこりゃ。」

O君「ヤバイ、どんどん流されてラインがなくなる~。」 

江木「何m巻いてきてるの?」

O君「100m。いつも200mを半分に切って節約してるから。」

江木「100m!?そりゃムリだよ。」 


沖堤防では最低でも180mから200mはないと釣りにならない。

エギもノーマルなんて全くの出番無し。

Dタイプでもお呼びでない。


まあ、この辺は想定内。

こんなときにはアオリーQゼットに

ヤマリヤのDDシンカーを合体。

おっ、とりあえず10g装着でなんとか 

しかしその後も流れは強さを増し、15gにチェンジ。

もともとゼットの重さが20gだから、トータル35g。

これでも潮の流心では飛ばされるからびっくりだぜ。 


潮脇の流れに乗せながら沖へ流し込み、

潮のたるみにエギが入り込んだところでシャクり始める。

キャストのたびに100m以上はラインが出るから

1投にかかる時間がやたらと長い。 


だがこの激流をものともしないサイズとなれば

やはりそれなりのサイズに違いない。

そう感じさせるのが沖堤防だ。 


やっとペースをつかみ始めたところでエギに違和感。 


とりゃっ!


グイーングイーン!?  


イカキターっ! 


暮れからの不調で忘れかけていたこの感触。 


ドラグがでるほどではなかったからそれほどのサイズではないが、

はるか沖で掛けたから寄せるのがまた一苦労。


で上がってきたのは1500gの





120408沖堤防1500♀



この日のためにと直前に購入した8.1mのタモが活躍。 

残念ながら追尾は無かったけれど

このサイズの♀に吊り合うのは3kg超えの♂。 


いいね。いいよいいよ、この展開。


ついに出るのか?


出ちゃうのか? 


期待が膨らむ夕まづめ。

いい感じに潮のヨレ目に入り込んだエギに再び違和感。 



おりゃっ!



グイーングイーン!?  


またまたイカキターっ! 


でも引き方がヌルい。

案の定、上がってきたのはモンゴウ。


20120408沖低モンゴ800


しかも800gほどの小物。 

おまえじゃなーーーい! 


その後、夜中の12時近くまでシャクルも

潮止まりに向かって潮はゆるくなり全くアタらず。


吹きさらしの堤防の上で2人寂しく仮眠して、

明け方3時ころから再び朝マヅメ狙いでシャクる。


O君「あっ、何だあれっ!今でかいナブラが出た!」


エギを流し込むのに夢中で気づかなかったが、

一瞬何かのボイルがあったようだ。


しばらく辺りの様子を伺っているとそいつは再び出た。


「ガバッ!ガガバッ!」 


ゴン太のボディのそいつはおそらく10kg近いブリ。

しばらくすると今度は別の方角に

5kgはありそうなカンパチらしきボイルが二回。


ダメだぁ、終わったー。

あんなのが回遊してたらイカなんて寄ってこないよ~。 


開き直ってジグやらペンシルやら投げるも全く反応せず。

そして朝7時。

お迎えの船が来て終了。


ああ。

分かってるよ。

このスケールのデカさ。

そして簡単には釣らせてくれない、

一筋縄ではいかない海。

それが島の釣り。


三泊四日の行程ゆえ、

残る夜のチャンスは今晩のみ。

あわただしくホテルに戻り、

夜に備えて再び仮眠するのであった。


種子島、手強いぜ。


続く

2012-04-19 : 釣行記 : コメント : 2 : トラックバック : 0
Pagetop

種子島遠征-2

さて、この時期の種子島は強風がつきもの。 

4/7日も予報は西寄りの強風。

最悪の場合は高速船が欠航なんてことも無くはない。 


PM13:00 欠航を心配していた高速船もなんとか定時に出航。

PM14:40 幸いほぼ予定通り無事に西之表の港についた。

今回は4/10日までの四日間の日程。

過去二回の経験を踏まえ、今回は大物狙いにマトを絞って

夜間釣行メインのスケジュール。

ホテルにチェックイン後は旅の疲れを癒す間もなく

地元の釣具店「ラッキー種子島」へ。 


ラッキー



ここは前回もお世話になったが、

タイムリーな情報を親切に教えてくれる遠征組には心強いお店。

入り口ではなんとも刺激的な釣果写真がお出迎え。



ダービー



お店のアオリダービーの中間報告、

一位 4.48KG

二位 3.88kg

三位 3.50kg


なんとトップスリーはいずれも3kgアップ!!! 


パネぇ!やっぱパネぇぜ種子島。


今晩は西の強風ゆえ、東サイドしかできない。

夕方5時過ぎには最初のポイントでキャスト開始。

最近好調な場所らしく、先行して地元のアングラーが三人ほど。

風は追い風、潮もほどよく動き気配はバッチリ。 

ほどなくして先行者の一人がが1.3kgほどのアオリをゲット。

いいね、いいよいいよ。

いきなり出るのか?出ちゃうのかぁ? 


だが、


世の中そんなに甘くはない。

PM21:00過ぎまでキャストしつづけるもアタリすら無し。 

周りの釣り人もその後誰一人釣れず。


…ですよねぇ。  

分かってるよ。

そう。それが島の釣り。

特に今年は不漁らしいからなおさらだ。

とっとと見切りをつけて次の港へ。


潮のタイミングからするとPM11:00までは粘りたいところ。

ヤル気満々のO君は車が着いたらいそいそと堤防へ。

「だ、ダメだ。オレ少し休憩するわ。」

朝 AM3:30の起床が祟ってか、

疲労感いっぱいで力尽き車で休憩。 

若いころは徹夜も苦にならなかった体も

歳とともに確実にムリが利かなくなってるなと痛感したよ。

こんなんで四日間もつのか?。 


その間も休まず頑張ったO君はしっかり1kgをゲット。


はぁぁぁ、休んでいる間に見事にやられたぜ。 

こうしてあっという間に一日目が終了。


残りは三日ぼやぼやしている暇は無い。

ホテルに帰り三時間弱の仮眠の後に、

翌4/8日は朝マヅメ狙いでAM3:00に出発。 

風の治まった東側の港を打ちに行き、AM8:00まで粘るも

2人してノーバイト。 


…だよねぇ。

分かってるよ。

一か八か。それが島の釣り。

分かっちゃいるがツライねぇ。  


続く
2012-04-17 : 釣行記 : コメント : 1 : トラックバック : 0
Pagetop

種子島遠征-1

ご無沙汰しております。

巷では熱海で失踪した若人あきらのように

江木乗男もどこかの港で失踪してしまったのか?

とか、

種子島にそのまま移住してしまったのか?

とか、

さまざまな憶測が飛び交っていたとかいないとか…。


そんなわけはありませんね。

すみません。ご愛読の皆様。

実は遠征に向けて、お仕事の調整やら準備やらでドタバタの日々。

すっかり放置となっておりました。失礼いたしました。 



行ってきましたよ~♪

巨大なアオリが乱舞すると言う夢の島、いや種子島。


4/7(土) AM3:30起床。朝一番、AM4:20発の高速バスに乗り羽田へ。

AM6:20発の飛行機で羽田を出発。

鹿児島空港にはなんとAM8:10着。

そこからから市内にバス移動して天文館あたりに着いたのはAM9:40。

でも、鹿児島港から種子島に渡るジェット船はPM13:00発。


って、まだ三時間以上もあるやんけ。


10時前といえば当然ながらまだ店もろくに開いていない時間。

バスを降りて相棒のO君と2人でしばし呆然。


はい。今回は安いツアーでの貧乏旅行ゆえ、

フライトの時間が選べないのです。

もっと遅い楽な時間のフライトは当然お値段も高い。



なるほど、時はカネなりとはこう言う事か…。



可愛いおねいさんとならいざ知らず、

五十間近なオヤジが2人きりで

三時間もの時間を喫茶店で過ごすのはムリがある。


O「どこ行こうか?」

江「どっか釣具屋見つけて覗いてみる?

ついでに骨董屋もさがしてみるか。」

とりあえず目の前の交番に駆け込んで情報収集。


釣具屋はまだしも、なぜ骨董屋?といぶかる方も多かろう。

ここは鹿児島。

以前より集めている古い薩摩餌木が運よく見つかればと。

早速教えてもらった一軒を訪ねてみる。


江「すみませーん。」

さまざまな骨董品に埋もれ、人の気配の無い店の中に声をかけると

奥からおじいさんが一人出てきた。

長いロッドケースを抱えた我々2人を見るや、

爺「あぁ、ウチは釣具の買取はやってないから。」

江「いや…、売りにではなく、買いに来たのですけど。」


事の次第を話してやっと理解してくれたおじいさん。

爺「おー、薩摩餌木かい。いいのがあるよ。」

江「え、あるんですか!?」



餌木箱1




行き当たりばったり、ダメもとで適当に来た店にまさにそれはあった。

餌木箱の底に明治四年の裏書がある古いもの。

江「ちなみにおいくらで?」

爺「ん~、古いものだからねぇ5万でどうだい?」

江「えっ、5、5万ですか!?」

欲しいのはやまやまだが、いくらなんでも5万はムリだ。


餌木箱を開けて中の餌木を1本1本見ていると

「オイ、ここから連れ出してくれよ」

と餌木たちの訴えかける声が聞こえるようだ。


実は古い薩摩餌木を集めだして、

気が付けばかれこれ8年が過ぎようとしているのだが、

オークションやら骨董屋やら、やたらとタイミングよく出会うのだ。

オカルトチックで、にわかに信じがたい話だが

私が餌木を探していると言うよりも、

むしろこちらが餌木に呼び寄せられているような。

そんな不思議な状況が一度や二度ではないのだ。


おじいさんいわく、長年骨董屋をやっているが

こう言う箱ごとまるまる残っている古い薩摩餌木は

本当にまれなようだ。


やっぱりまた、餌木に呼び寄せられちまったのか?

ならばここから助け出してあげるしかない。

最終的になんとか3万2千円までオマケしてくれたのだが…


おじいさんはもとより、お店自体が骨董のような古びた店。

いや失礼。

このような歴史ある骨董屋ではどう考えてもクレジットカードなど使えるはずも無く

現金即金でのお支払い。



一期一会だよ。



そう、迷ってはいけない。

これは神ならぬ餌木のお導きなのだ。

結局まだ島にも渡っていないのに、貴重な軍資金から

餌木+送料=35,000円なりが消えていった。

運がいいのか悪いのか… 


続く

















2012-04-15 : 釣行記 : コメント : 4 : トラックバック : 0
Pagetop
ホーム

プロフィール

えぎのりお

Author:えぎのりお
先日風邪をひきました。
鼻をかんだら真っ黒な墨が出ました。
・・・うそです。
と言うくらいアオリが好きさ。
ああ、エギングが大好きさ。
でも気が付けばもう50なのさ w

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード